きのふの我に飽くべし

すべては夢に向かって。僕が体系的に学び習得したことをここに記します。読んだ誰かの為に少しでもなればと思います。

粗は探すな、弱みは捨てろ



マネジメントの神様、ピーターFドラッカーの言葉に次のようなものがある。
「何かを成し遂げられるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。もちろん、できないことによって何かを行うなど到底できない。」
f:id:m_vv_x:20130802215019j:plain
私は、自分の人生を振り返るとこの言葉はよく身に沁みる。私は小さい頃から「なんでも出来る」これこそ美徳だと思い、勉強でもスポーツでも取り組み、仕事に至っても同様だった。
その成果はどうかというと、学校では学力や体力、何に関しても一定以上の高評価を得ることは出来た。しかし、それだけだ。
では、身の回りにいた人間はどうか。
勉強も水泳も出来ない人間が、プロのサッカー選手になった。数学が苦手で、運動音痴な人間が芸能人になった。英語も歴史も赤点、そんな人間が今ではオーケストラのホルン奏者としてお金をもらっている。すべてに共通するのは彼らは突き抜けた強みをもっており、それを自身も理解し、そこを活かしたのだ。
日本の教育は、平均値量産型だと思う。小さい頃から全てにおいて平均以上であることが望まれている。近年ようやく、個性が重視されてきたが、しかしそれこそ最近は世論の対象となりことがある。SMAPの「世界にひとつだけの花」この歌詞がもたらす悪影響と題したニュースまで出る始末だ。
冒頭にあるように、人は強みをとことん活かすべきだ。ポジティブに考えれば「弱み(コンプレックス)」ですら強みになる。平均的な人間とは、いわゆるマジョリティである。しかし、社会でマジョリティが活躍することはそう多くない。マイノリティでこそ、目立ちやすいのだ。強みはマイノリティであることが多い。だからこそ強みではあるのだけれでも、ポジティブに考えれる人間は弱みもマイノリティだ。
ビジネスで成功したければ、自身の強みと弱みはしっかりと把握すべきだ。
そして、子育てや部下のマネジメントでも同じだ。子どもや部下も強みと弱みを理解すべきだ。彼らの弱みにばかり目を向けているようでは、あなたが、そうであるように彼らは成功しない。
大人も子どもも得意を伸ばす。これこそが成功の近道であり、マネジメントの原則であると思う。
あなたは、成果をあげさせるべき人間の粗を探したり、弱みを指摘していませんか。高い成果をあげるのは、弱みを改善した時ではない。決まって強みを発揮した時だけだ。